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仕事がうまくいかずにネガティブになってしまったら

仕事をしていると、どうしてもうまく進まないときってありますよね。。

なんて自分はダメな奴なんだと、自分の将来に不安を感じてしまったり、こんなに仕事ができないと、上司に怒られてしまうと恐れを抱いたりします。

不安や、恐れといったネガティブな感情を抱いてしまうと、仕事はますます進まなくなります。楽しく仕事をしているときのほうが、よりパフォーマンスが高まることは、幾多の研究でも言われていることです。実際に仕事をしていると実感もしますよね。

でも仕事を楽しもうとしても、進捗が思わしくないときはどうしてもネガティブになってしまうものです。

この記事では、仕事ができなくてネガティブな感情を抱いてしまう人のために、ネガティブにならないような予防と、なったときのための対策についてお伝えしていこうと思います。

なぜネガティブになると仕事が更に捗らなくなるの?

ネガティブ感情を抱くと、仕事が更にうまく行かなくなるのは、ネガティブ感情がもたらす自動思考が原因です。

ネガティブになるとあらゆる不安や恐れを起点とした考えが頭の中によぎってきます。例えば、「ああ、こんなこともできない俺はなんてダメなんだ」とか「こんな仕事をしても意味あるのかな?」など、余計な考えが自動的に頭によぎってきます。

仕事が進まないって言っているときに、他のことを考えているなんて、そりゃ仕事がはかどるわけがないですよね。アニメを見ながら勉強して集中できないって言っているようなものです。他に気をとられてしまうような状況で集中することなんてできません。

更にこの自動思考をしているときは、ネガティブなことばかりが頭に浮かんできてしまいます。それによって更に感情がネガティブになってしまい、さらに自動思考してしまう、という悪循環が起こってしまうわけです。

ではここからは、ネガティブ感情を抱いてしまって、自動思考してしまったときの対処法を紹介していきます。

思うようにいかなくてもネガティブにならない方法

最悪の場合を考えて対策を練る

ネガティブな感情を抱いてしまって仕事が進まないときは、最悪の場合を想定することをお勧めします。

仕事ができなくてネガティブになっているときって、悪いことばかり考えてしまいますよね。うまくいかなかった時のことが心配で仕方がありません。

心配事があるときは、あなたが想像しうる最悪のシーンを想定してみましょう。そして、最悪の場合の対策も同時に立てましょう。

例えば、発表が目前に迫っていて、うまく行くか心配しているとします。発表をする上で最悪のシーンとして、「想定外の質問をされて答えられず、相手を怒らせてしまう」というシーンが浮かびました。そしてその対策として、「一度社に持ち帰って、後日メールにて返答いたします。」と返すことにしよう。このように最悪の場面を想定して、対策を練るわけです。

これをすれば、最も悪いシーンに出くわしたとしても、乗り切ることができるという自信がつくので、ネガティブな感情を緩和させることができるのです。

また、もう一つ最悪のシーンを考えることのメリットがあります。それは、自分が心配しているようなことて、起こる確率のほうが低いんじゃないか?ということに気づけるということです。

最悪のシーンを考えたときって、こんな悪いこと思いついたはいいけど、これって本当に起こりうることなのかな?と思えてきます。

前の例えでいうと、発表で想定外の質問に答えられなかったからといって、相手は本当に起こるのだろうか?という疑問が出てくるというわけです。

人は自分の抱える問題になると、実態もわからずに過度に大きな問題だと判断してしまいます。しかし、一度立ち止まって冷静に起こりうる問題を考えることによって、自分の問題意識が過度なものだったと気づけるというわけです。

人生の中でこの問題は何レベルに相当するか考える

 次の方法は、現在抱えている問題を客観的に見る方法です。

人は自分の抱えている問題に対しては過剰にとらえてしまうという性質があります。他人が抱えている問題に対しては「それ大した問題じゃないんじゃない?」といえるけど、自分のこととなるとできなくなってしまうのです。

実際に人が抱えている問題っていうのは、他人から見たら大したことがありません。ということは自分の抱えている問題を客観的に判断することができれば、問題を冷静に見つめることができて、ネガティブになる必要なんてないと思えるようになるのです。

客観的に自分の抱える問題を見つめるには、自分の抱える問題にレベルをつけてあげることです。具体的には、人生の中で最大の不幸を100レベルとしたときに、現在抱える問題が何レベルに相当するかを考えるのです。

人生の不幸とは、まあだいたいの人は死ぬことでしょう。死ぬことを100レベルの問題だとしたら、あなたの抱える問題は何レベルですか?

例えば目前に迫っている発表が心配でしょうがないとします。その悩みは、死ぬことに比べたら何レベルでしょうか?おそらく10レベルにも満たないぐらいですよね。このようにレベルで表してみると、自分の問題を客観的に見ることができ、ずっと悩んできたけど、そんなに大した問題じゃなかったな、と気づくことができるわけです。

ここで言いたいことは死ぬことに比べたらあなたの問題なんてちっぽけなことなんですよってことです。死ぬことと今抱えている問題の比較をするために、レベルという概念を持ち出すことによって、さらに自分の問題を客観的に見れるということです。

他人に対しては、あなたは、そんなの大した問題じゃないよと言えます。今度は自分に言ってあげられるようになりましょう。

 

問題が起こったら、どんなメリットがあるか考える

問題が起こったら、ネガティブになってしまいますよね。なんで俺がこんな目に合わなければならないんだって思ってしまいます。でも、問題が起こったらそれが嬉しいと思えれば、ネガティブにはならないですよね。

とにかくポジティブに考えろということではありません。問題が起こったことに対してメリットがあると感じることができれば、ネガティブな感情は減るということです。

この問題は自分の思考力、価値観を育て上げるのに必要なこと。この問題に対処することによって、私はもっと自分らしく生きられるようになる。そうやって考えれば、問題が起こったとしても、メリットがあるんだから頑張ろうと思えるようになります。そう思えれば問題を悪いものだとしか考えていないときよりもネガティブ感情が減りますよね。

実際問題に対処することによって成長することは間違いありません。何の変哲もない毎日を過ごすのと、問題が起き頭を使ってそれに対処する、どちらが成長できるかは言うまでもありませんよね。問題が起こったら、ラッキーまた一段と成長できると思えばいいのです。

あなたの抱えている問題を乗り越えた先には何がありますか?
それを考えてみれば意外と問題が起きることは悪いことじゃないと気づけますよ。

まとめ

この記事では仕事がうまく行かずにネガティブになってしまう人のために、ネガティブ感情を減らすための方法を紹介しました。

・最悪の場合を考えて対策を練る
・人生の中でこの問題は何レベルに相当するか考える
・問題が起こったら、どんなメリットがあるか考える

一貫して言えることは、あなた自身が問題を過剰なものにしてしまっているということです。自分が思っているほど問題は大きくないし、また問題を抱えること自体悪いことではありません。

自分の問題に冷静になって向き合い、ぜひその問題を悪いものではなく、自分の成長の糧であると考えてみてください。

ネガティブ感情を手放せばきっとあなたの仕事は好転していくはずです。