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難しい問題でも楽しく考える方法

皆さんは考えることがお好きでしょうか?

私は、考えることが苦手なので、好きではありません。自分にとって解決できそうにない課題について考えるのは、すごくつらいことです。

例えば、将来のこと、転職のこと、初めてやる仕事、がんばってがんばって思考しなければならない場面ってたくさんありますよね。

そんな時に多くの人は、苦しみながら考えているのではないでしょうか?しかし、つらそうに考えるのって全くと言っていいほど楽しくないですよね。

こんなことできれば考えたくない。なにも考えることなく、楽して過ごしていたいと考えてしまうのは人間の性でしょう。

この記事では、どうやったら複雑で難しい問題でも、楽しんで考えることができるかについて書いていきたいと思います。

なぜ楽しく考えられないのか?

まずは難しい問題を考えようとすると、なぜ苦しくなってしまうかについて考えていきたいと思います。

それは、自分の考えが進んでいるという感覚が得られないからです。

自分の中に思いがけないようなアイデアや、深い洞察がポンポン生まれるようなら、考えることは楽しいだろうな、と思いますよね。なぞなぞが解けたときなんかは、楽しいと感じるでしょう。

しかし、考えても考えても、頭の中の同じところを回っている感じがして、一向にいい案が浮かばない。そうなってしまっては、面白いはずがありませんよね。

「考えるだけ無駄だ」と感じてしまい、考えることを避けてしまうことになるかもしれません。

例えば就職活動の自己PRを考えるとき。一度も考えたこともないことなので、簡単に解決できるわけがありません。

頭の中が堂々巡りして、一向にいい自己PRができない。そんな状況だったらつらくて、考えることから逃げ出したくもなりますよね。

考えることが楽しいと感じるためには、自分の考えは進んでいる、という感覚を持つことが重要なのです。

 

解決策

さて、では考えを進める感覚を得て、考えることが楽しいと感じるためには、どうしたらよいのでしょうか?

大切なことは、自分の考えを俯瞰してみることができるようにすることです。

そこで、ここからはXmindというPCのソフトウェアを使って、自分の考えを整理して俯瞰し、考えを進める方法を解説していきます。

Xmindは有料版もありますが、初めての方は無料版で十分かと思います。ダウンロードはこちらから。

この記事ではXmindの詳しい使い方については解説しません。またXmindを使わずに、紙で同じようなことを書いていっても問題ありません。

トピックを決める

まずは、トピックに自分の考えたいことを入力します。今回は、上で例に出した、就職活動の自己PRというトピックにしました。

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トピックを決める

自分の考えを書き出す

まずは、自己PRということに関して、自分の考えをとにかく書き出しましょう。このときはあまり深く考えないようにしましょう。例えば5分という時間制限を設けて、その間に何個かけるか?など、楽しむ工夫をしてやってみましょう。

ここで、しょうもないアイデアしか出てこなくても、嘆くことはありません。短時間でいいアイデアなんて出るわけがありませんから。

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自分の考えを書き出す

カテゴリ分けする

さて、次は出てきた考えをカテゴリ分けするところです。これをすることによって、自分の考えがいかに偏っているかがわかるようになります。それと同時に、自分の考えが同じところをぐるぐる回っているなら、それに気づくこともできるでしょう。

ここもあまり深くは考えないでおきましょう。該当するカテゴリが思いつかないものがあれば、とりあえずその他というカテゴリを作って入れておくといいかもしれません。

さて、カテゴリ分けしたものを見ると、どうやらコミュニケーションにかかわる部分についての内容に偏りがあることがわかりますね。

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カテゴリ分けする

他のカテゴリを考えてみる

では次に、出てきたカテゴリ以外に、何か考えうるカテゴリはないかを考えていきます。これをすることによって、自分の中で無意識で偏っていた考えを広げることができます。例えば、継続力、やりきる力、分析力、計画性といったところでしょうか。

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他のカテゴリを考えてみる

深堀り

次にやることは、それぞれの内容を深堀していくことです。一つ一つのカテゴリに対して、どんどん深堀をしていきましょう。

深堀するときのコツは、3つの質問を自分にしてあげることです。

「なぜ?」「それで?」「本当に?」です。

この質問の詳しい使い方については、梅田悟司さん著「言葉にできるは武器になる。」をお読みください。自分の考えを深堀していくために、非常に強力なツールです。

さて、質問によって深堀された答えは、それぞれのノードの下に追加していきましょう。あまり体裁にはこだわらずに、思いついたことをどんどんと書いていきましょう。

書く内容のレベルは階層ごとに合わせなければいけないと思うかもしれませんが、あまり気にせずに、とにかく書いていくことを意識してみましょう。

さて、たくさん書いたので一部しか見せられませんが、大体こんな感じになりました。最初の時には思いもよらなかった考えが、連想ゲームかのように頭に思い浮かびました。

最初に比べると、ずいぶんと考えが進んだ実感があります。

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深堀

他人ならどう考える?

さて、ここまでで十分考えが進んでいる実感がわくかと思います。最後にもう一押しです。もし他人だったらどう考えるか?を考えてみるのです。すると自分からはでてこなかった発想が出てくることがあります。

もし、上司のあの人だったら?ちょっとネガティブな同僚のAだったら?いろんな人の視点で考えてみましょう。

これもあまりマップの体裁は気にせずに、自由に書いていってしまいましょう。

まとめ

今回の記事では、難しい問題を考えるときに、なぜ考えるのが嫌になってしまうか?について考えていきました。

その原因は、「自分の考えが進んでいる気がしない」ということでした。

空で考えでいても、自分の考えが進んでいる感覚を得ることはできません。

そこで私はXmindによる、考えを進めるためのマップについて説明しました。これにより、自分の考えた軌跡を俯瞰できるようになり、さらに考えを進めることができるようになりました。

考えることは実は楽しいことなのです。一歩一歩考えを深江めていけば、きっとあなたは人生ですごく大事なことに気づく瞬間があるでしょう。

考えることは娯楽です。楽しんでいきましょう。