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他人軸をやめて自分らしく生きるためのライフハックを紹介するブログです。

自分に質問すれば思考停止から抜け出せる

プレゼンの資料を作っているとき
会社での年間目標を立てる時
苦手な人と会話をするとき
今日一日何をして過ごそうかと考えているとき

時々、アイデアが全く出てこないなって時ありませんか?そのアイデアが出ない原因は思考停止に陥ってしまっているからです。
周りからはうんうん、と深く考えているように見えますが、実は頭の中は解決策を見つけ出すために大して働いていません。

イデアを出せない、自分は考える力がないと感じると、自分の思考力のなさに自己嫌悪してしまい、考えることに苦手意識を感じます。そうなると考えるべき場面でも「どうせ自分は考える力ないしなあ」と気が落ちてしまい、余計思考力は低下するという悪循環に陥ってしまいます。

思考をすることって本当は楽しいことなんです。自分で何か面白いことやいいアイデアを考え付くことができたら、楽しいと思いませんか?そしてそれが仲間や上司なんかに褒められたらとっても嬉しいですよね。

考えることが苦手という人は、頭が悪いのではなく、ただ単に考える方法を知らないのです。

この記事では、考えることが苦手で思考停止に陥ってしまうという人に向けて考える方法についてご紹介したいと思います。
ぜひこの記事でどうやって考えればいいかを知って、考えることってとっても楽しいことなんだと気づいてもらえればうれしいです。

思考停止になっているときってどんな状態?

ではまず、思考停止になってしまっているときってどんな状態なのでしょうか?
それは、あなたの頭の中にあいまいで答えにくい問いしか生まれていない状態です。

例えば今日何をして過ごそうかと考えているときに、思考停止に陥ってしまうのは、あなたの中に明確な問いがなく、「どうしよう?」とか「どこか行こうかな?」などといった曖昧な問いしか生まれていないのです。

このような漠然とした問いに答えるのってものすごく難しくないですか?例えば友達ににそんなあいまいな質問をされたらどうですか?
友達が「今日何すんの?」なんていきなり聞いてきたものなら困りますよね。(そんなんいきなり聞かれても答えられんわ)ってなりますよね。

相手にされたら困る質問を、自分自身にしてしまっているというのが思考停止状態なのです。

明確な質問を自分にしてあげよう

というわけで思考停止から抜け出すには、自分自身に対して明確でわかりやすい質問をしてあげればいいのです。

先ほどの、「今日何をするか?」という例でいえば、あなたは友達からどういった質問をされれば答えやすいと感じるでしょうか?

・今日は体を動かす気分?家でゆっくりする気分?
・ここ一か月で何か楽しかった遊びってあった?
・今までに自分がして一番楽しかったことって何?
Twitterで見て、こいつ楽しそうなことしてるなって思ったことある?
・誰かと遊びたい気分?それとも一人で遊びたい?
・普段だと絶対にやらない遊びってある?
・いつも楽しそうなA君何してそうかな?

このように答えやすいかな、と思う質問を自分にしてあげることが思考停止を抜け出して深く考えるコツなのです。

どんな質問をすればいいの?

自分に答えやすい質問をしてあげればいいということをお伝えしました。

ではどうすれば自分に対していい質問ができるのでしょうか?
私のこれまでの経験から、こんな風に考えればいい質問が出てくるな、と思った方法を説明していきます。

具体的な質問に変えてみる

抽象的なことを考えるのってものすごく難しいです。

抽象的な質問とは例えば、「今日何するの?」みたいな質問です。答えが無数にありすぎてどう答えればいいかがわからなくなってしまいますよね。

しかし、「今日は運動がしたい?家でゆっくりしたい?」と聞かれればどうでしょうか?結構答えやすくなりましたよね。「そうだなあ、運動したい気分かもな」とすぐに答えることができるでしょう。

これが具体的な質問になります。つまり、質問をされたときに、なんらかのイメージが頭の中にすぐに浮かび上がってくるものが具体的な質問になります。

「どうしよう」、「何しよう?」といった抽象的な質問しか頭に浮かんでこないなと感じたら、ぜひ具体的な質問に変換してあげてください。そうすることであなたの思考は回りだします。

「今日何するの?」という問い対して、どういった具体的な質問が考えられるでしょうか。例をいくつか記載しておきます。

・運動をしたい気分?出かけたい気分?
・運動をするとしたら何がしたいかな?
・家でゲームをするとしたら何がしたいかな?
・ご飯を食べるとしたらどこに行きたいかな?
・少し遠出をするとしたらどこに行きたいかな?
・自然を見に行きたいかな?それとも近代的なところかな?

 

時間軸を変えてみる

考えることが苦手な人は、抱えている問題の現在の状況しか見ていません。

「今日は何をしよう」という問いは、実際に「なにもすることがない」という今現在の問題しか考えていませんよね。

視野を広げるために、考える時間軸を変えてみましょう。過去の経験、背景から何が言えそうか?どんな未来が待っていればいいと思うのか?
このように、考える時間軸を変えることによって、新たな考えが生まれてきます。

「今日は何するの?」という問いに対して、時間軸を変えると次のような質問が出てくるでしょう。

・最近やってみて楽しかったことって何かな?
・ここ一か月で一番楽しかったことって何だろう?
・大学時代に楽しかった遊びって何かあったかな?
・3年後どういう遊びをしている大人になっていたいかな?

 

問題の「今」しかとらえないのではなく、過去、未来まで視野を広げて考えを深めていきましょう。

視点を変えてみる

自分の見ている、考えているところがどうも偏ってしまっているなという風に感じたら、ぜひ意識して違う視点を取り入れてみましょう。

具体的には2つの視点の切り替え方があると考えています。

他人になりきってみる

自分の考えはもう出し切ったと思ったときには、「もしあの人だったらなんていうかな?」と考えてみましょう。
他人になりきることで、自分では想像もつかなかったアイデアが生まれるかもしれませんよ。

「今日何するか?」という問いであれば

パリピのAさんだったら何がしたいっていうかな?
・いつも楽しそうなBさんだったら何をしたいっていうかな?
・芸術が好きなCさんがしたいっていうことは何かな?

 

物事の裏面を考えてみる

普通に考えていると、物事の表面しか見ません。例えば「今日何するか?」という問いに対しても、自分が何をしたいか?遊びに行くとしたら何をするか?などと、自分がしたいと思うことを考えますよね。

そりゃ当たり前だろ、と思うかもしれませんが、そこであえて逆のことを考えてみるのも手です。

・普段だと絶対にやらない遊びって何だろう?
・どういう過ごし方をしたら自分は後悔してしまうだろう?
・誰もしそうにない遊びって何があるだろう?

あえて、やらないこと、やりたくないことは何だろうと考えることで、やりたいことを見つけるヒントが見つかる可能性があります。

「もしも~だったら」を考えてみる

次の視点の変え方は、「もしも~だったら」です。これは自分の固定観念を捨て去るために有効な考え方です。考えているときってどうしても自分のできそうなことからアイデアを探してしまうと思います。

例えば、「今日何をするか?」だったら、これまで自分がやってきたことだったり、自分の時間の余裕的にできそうなことの中から考えてしまいがちです。

そんな時に有効なのが、「もしも~だったら」です。自分が置かれている状況や立場が変わったとしたらどう考えるのか?に思いをはせることによって、現実的なアイデアだけでなく、革新的なアイデアが出てくるかもしれません。

・もしも自分がお金を余るほど持っていたら何をする?
・もしもお金が全くなかったら、何をして過ごすかな?
・もしもいくら運動しても疲れない体だったらなにをする
・もしも友達がたくさんいたら何をして過ごすかな?

まとめ

この記事では、思考停止をやめて考える方法についてお伝えしました。

思考停止の原因は、自分に対して曖昧で答えにくい問いしか投げられていないことです。自分が抱えている問題に答えを出すためには、答えを出すのに役立つ問いを自分にどんどん投げかけて自分の中から答えをを引き出してあげましょう。

具体的に以下のような方法で、いい質問が思いつけるということを紹介しました。

・具体的な質問に変えてみる
・時間軸を変えてみる
・視点を変えてみる

自分に問いを投げかけることができれば、思考停止をやめて考えることができるようになります。ぜひ考えることを楽しんで、楽しい生き方を模索していきましょう。