ずっとやりたかったことをやりなさい~1週目~
第1週 安心感を取り戻す
要約
・人はみな心のなかにアーティストチャイルドを持っている
・アーティストチャイルドとは、自らを表現したがっている創造的な自分だ。
・誰しも赤ん坊のころは、抵抗感なく自由に表現をしていた。
・しかしいつしか、芸術などの表現をすることに対して、否定的になってしまった。こんなことやって、周りからバカだと思われるんじゃないか、金も稼げないのにやる意味なんてないんじゃないか。
・自らのアーティストチャイルドを批判している自分がいることにまず気づくことが必要だ。
・そして、自分に対してどんな批判をしているだろう?あなた自身の否定的な声に耳を傾けてみよう
・その否定的な声というのは文字通り思い込みであり、真実ではない。
・創造性を回復するための第一歩は、自らの創造性を阻害する思い込みを取り除き、表現することに対する安心感を得ることである。
基本ツール
モーニング・ページ
簡単に言えば、自分の頭の中に思い浮かんだことを毎日ひたすらノート3ページ分書くというものです。
書き方にルールはありません。とにかく、思い浮かんだことを適当に手書きしていけばいいだけです。むしろ、こんなことを書かなければいけない、自分の文章は下手だ、なんて思ってしまうと、自分の中の創造性を阻害する要因になるので、思ったことを適当に書きましょう。
アーティストデート
これは1週間に一度、2時間という自由に使える塊の時間をとって、自分のやりたいことをやるというものです。あなたの中のアーティストチャイルドが何をしたいのかに耳を傾けてみましょう。
森の中に散歩に行きたい、絵をかきたい、ギターを弾きたい、はたまたボウリングがしたい、かもしれません。
この週に2時間という時間を必ず確保しましょう。そして、この時間を確保することを阻害する自分の気持ちに着目するようにしましょう。
1週目の課題
さて、ここからが本題の課題です。9個もあって意外と多いんですが、頑張っていきます。
①今週は、モーニング・ページの終わりに、自分を肯定する言葉を書き、否定的な声が聞こえたら、それを肯定的な言葉に変える作業をかならずやってみよう
②自分の中のアーティストとデートをする
今週は初めてのアーティストデートということで、自分の好きなゲームをやることにしました。そのゲームの名は、ロックマンエグゼ3 BLACKです。懐かしいと思ったかtもいらっしゃるのではないでしょか。
何と15年以上前に発売されたゲームでした。そんなに時間がたっているとはびっくりです。たまたま、家の中からみつけたのでやってみました。
久しぶりにやってみるとやはり面白いものですね。今のゲームと比べると、どうしてもクオリティや映像なんかは比べるまでもなく劣りますが、面白さってところは負けていませんね。思い出補正が入っているかもですが。
昔懐かしい気持ちになれて、幸せをちょっと感じられたかな?
③タイム・トラベルその1.あなたの創造性を邪魔する3人の敵をリストアップする
(全員仮名)
- 東さん
- 小学校で野球やっていたころの初めての対戦相手
- 部長の平野さん
④タイム・トラベルその2.怪物の中から一人選びホラー小説を書いてみる
私には、「うまくやらなければならない」という思い込みがあります。そのせいで、私が創造性を発揮しようとすると、「お前にはできないだろう」という声が聞こえてきて一歩前に踏み出すことができません。
ではその思い込みを私に作らせた人物は誰なのだれなんでしょう?
- 小学校で野球やっていたころの初めての対戦相手
人というよりも、団体というべすかね。別に彼らが私を直接的に攻めたわけではありません。1年間楽しく野球をして過ごすことができて、彼らとの思い出は今でも思っています。しかし、ある試合を通して私は自分の中に「うまくやらないといけない」という思い込みを作ってしまいました。その話をホラー小説にしようと思います。
ある夏の日、その日は雲もなく美しい青空だった。私は野球を始めてから、初めての試合を体験していた。試合前は、どれだけ自分が活躍するかを空想していた。その時は自分は何でもできるという感覚だった。
しかし実際に試合が始まってからは地獄だった。どうやら自分が自信を持っていた速球は相手には内ごろの球だったらしい。バッティングセンターでボールを打つように、彼らは楽しそうに私の球を打っていた。
打たれるたびに自信を無くした私の球はストライクゾーンに入らなくなった。フォアボールの連発。終わらない試合となってしまった。
そして、恐怖のシーンがやってきた。何と相手の選手が私のボール球を空振りしだしたのだ。あのときの悔しさとみじめさは今でも忘れない。私がへたくそすぎたせいで、相手は気を使って空振りしているのだ。
このときに思ってしまった。ああ、自分には野球はできなかったんだ。試合に出るべきじゃなかった。ピッチャーをするべきじゃなかったと。
それから先の人生、私は苦手なことはやらない。うまくなるまでは挑戦しない。そんな性格になってしまった。
⑤あなたを守ってくれる編集者がいると仮定し、手紙や電子メールを書いてみよう
お久しぶりです。今回この手紙を書こうと思ったのは、あなたに助けを求めたいと思ったからです。
今私は創造的になることを夢見て、12週間の創造性開花コースを行っています。その中で私は、自分の創造性を妨害する一つの思い込みに気づきました。
それは「うまくなければやってはいけない」です。私は子供の頃から常にこの思い込みに縛られてきました。絵を描きたいと思っても、うまく描けなければ、人に見せてはいけない。ギターをしたくても、うまくなければしてはいけない。
いつしか私は得意なことしか好きになっては行けないと思うようにもなりました。
本当に小さい頃は、自分の好きなことを思うようにやれていた気がするのに。
きっと、小学校の頃に大好きな野球の試合で人生で最も屈辱的な経験をしたからでしょう。
今でも、こんな私が創造的になっていいのかと思ってしまいます。
しょうもないアイデアを提案していいのでしょうか?もっとアイデアを生み出す力をつけてから意見を言うべきではないでしょうか?
私の中では答えはでません。ぜひあなた様に私を導いてほしいと考えています。
⑥タイム・トラベルその3。あなたの創造性を認めてくれた3人のチャンピオンを列挙する。誰かに言われてうれしかった言葉をすべて書き出してもらいたい
・中学校の頃の美術の先生
自画像を描く授業で、うまく描けているとほめてくれた
・母親
自分がプログラミングに挑戦することなどを応援してくれた
・上野さん
私が考えた遊びを楽しそうに一緒にやってくれる。思い出に残った、またやりたいといってくれる
その時はミニ四駆のコースづくりをした
その他
・イケメン・胸筋がある・リーダーシップがある・いつも楽しそうにしている・ピアノがうまい・音感がある・字がきれい・マラソンが速い・サッカーがうまい・優しい・話していて楽しい・盛り上げ役・人当たりがいい・運動神経がいい・歯並びがいい・発表がうまい
⑦タイム・トラベルその4.読むと幸せな気分になれる励ましの言葉を一つ選び書き出してみよう。それを言ってくれた相手に、お礼の手紙やメールを書こう
ミニ四駆のコースを手作りした時に、上野さんにいってもらった「思い出に残った。またやりたい」という言葉が最も励ましになるかなって思いました。
上野さんへ
私が考えたアイデアで遊んで、それが認められたというのがすごくうれしかった。私はこれまで、自分のアイデアなんてくそくらえって思っていました。だって、私の口から出てくるアイデアは、他の人にとってはとるに取らない浅いアイデアなんだから。
でも上野さんは、私が考えたアイデアに対して、面白いと思ってくれた。それは私の中で自分の創造性が認められたと感じられる瞬間でした。本当に言ってくれてありがとう。
⑧もしあなたがあと5回の人生をおくれるとしたら、それぞれの人生で何をするだろう?
1回目:サッカー選手
やっぱり、自分の好きなサッカー(というか運動?)でお金を稼ぐようになりたいなあ。それに子供たちをはじめ、多くの人に夢を与えてわくわくさせられるような仕事になるだろうから。
2回目:ミュージシャン
子供のうちから、音楽を習って将来は大舞台でマイクをとって歌えるような人になりたいなあ。聞く人の心を厚くさせるような音楽を聞かせたい。
3回目:会社の社長
金持ちになる人生をおくりたい。金持ちにしか体験できないことって多いから。自分が想像している以上の金を手にして世界中で遊びまわりたい
4回目:俳優
テレビに出てちやほやされたい。演じるということに興味が少し出てきた。
その他
・世界を救うボランティア隊員・凄腕のドクター・サーファー・スノーボーダー・スキューバダイバー・スカイダイバー・ヘリコプターのパイロット・F1レーサー・ボートレーサー・クレー射撃の選手・アーチェリーの選手・ヒットマン・漫画家・凄腕のハッカー・テニスプレイヤー・人気ブロガー・人気youtuber・グルメリポーター・お笑い芸人・学校の先生・ダンサー・冒険家・科学者・パルクーラー
⑨自分を肯定する言葉を書き出す作業をしていると、古い心の傷や、怪物がよみがえってくることがある。もしよみがえってきたら、それらをリストに加えよう。そして否定的な声の一つ一つを肯定的な言葉に変えていこう
・お前は全然浅いことしか言えないね
⇒どんどん意見を出すことが重要だ。
・創造性を発揮したことなんてないんじゃないの?
⇒そんなことはない。絵をかいたり、アイデアをだしたりしているじゃないか
・つまらない人生だね。
⇒これから楽しめばいいじゃないか。それは自分次第だ。
・自分で自分を痛めつけているね
⇒これからは自分を愛し大切にすると誓おう
⑩あなたの中のアーティストと一緒に散歩する。たった20分間の散歩でも意識を劇的に変えることがある。
アーティストとお散歩してきました。一言で感想を言うと「世界って美しい」です。アニメでよく聞くような言葉が出てきました。
最初は20分間の散歩なんかで変わるもんじゃないだろって思っていました。散歩ぐらい、通勤の時にいくらでもしているわって。
でも、やっぱりただただ、外の世界を楽しむことだけに集中すると、こんなにも幸せを感じられることがあるのに、今まで俺は無視してきたんだなって感じました。
咲いている朝顔?だったり、都会の中に植えられている木々、散っている桜、空には二度と見ることができない雲の形。
そういった、普段なら何気ないと思っているものに注意を向けると、途端に世界ってこんな美しいもので満ちているんだなって感じました。
途中でスマホを見ながら歩いている人たちとすれ違ったんですけど、この人たちはスマホの中の世界ばかり見てもったいない。目線を上に向ければもっと美しいものが見られるのに、なんて思いました。いつもスマホを見ながら歩いているのは自分なのに。
とにかく、このアーティストとの散歩は自分の中で気持ちいものでした。コツがあるとすれば、スマホを持たないことですね。スマホがあると、スマホ見ようかなって迷いが生じてしまうので。今後もこの散歩は続けていきたいなと思いました。
チェックイン
①今週は何日、モーニングページをしましたか?やってみての感想は?
今週は毎日モーニングページを続けることができました。やったぜ。
というより、モーニングページについては、前から知っていてやっていたんです。自分の心の中の感情をとにかく吐き出すということは、気分を楽にさせる効果があるのかなって思いました。
ただ、やっぱり自分の中で「こんな適当に書いていて、意味があるのかな?」って思ってしまう部分はありますね。自分の心の声というものに信頼ができないというか。どうせ大したこと書けないんでしょ?みたいに自分を責めてしまうところがあるなって思いました。
ただ、そんな気持ちも含めて自分の心の声をそのまま書き出すことができるようになれば、自分の中に創造性を妨げる部分がどんどん減っていくんじゃないかなって思いました。
結局いい文章を書きたいと表層上の意識でそう思うよりも、無意識の自分から出た言葉のほうが、よっぽドいい言葉がでてくるんじゃないかな?って感じています。意識的に考えるよりも、無意識に考えさせたほうが何倍も力を持っているらしいですからね。
というわけで、今後も自分の無意識が絶大な力を発揮できるように、モーニングページで訓練を続けていきたいなって思いました。
②今週アーティストデートをしましたか?
ロックマンエグゼ3 BLACKというゲームをしました。15年以上前にはまっていたゲームをしたことで、懐かしい気持ち+楽しい気分になれました。
ゲームに登場するボスと戦闘をしていたのですが、少ない戦力の中でどうしたら勝てるかというのを考えて、実際に勝つというのが楽しかったですね。
アーティストデートは2時間という時間を決めて、自分の好きなことをするというものです。この2時間を確保するということ自体が、自分のことを大切にしている感じがすごく実感できて、アーティストデートよかったかなって思います。
③今週、あなたの創造性を回復させるために重要だと思ったことがほかにありますか?
・ブログを書くこと
モーニングページで自分の書きたいことを書くのももちろんいいですが、ブログなどで自分の考えを整理してまとめるということも創造性の回復には重要かなって思いました。
確かに、体裁を気にせずに書きまくるということも重要だと思いますが、文章をまとめるときに自分はこういうことを考えているんだというのがはっきりと認識できるので、その考えをもとにまた考えを深められるなって感じました。
・なぜ?それで?本当に?
これはT字思考という考え方らしいです。自分の浅い考えを深めていく3つの質問ということで、「なぜ?」「それで?」「本当に?」という質問が紹介されていました。
モーニングページでは、あまりにも支離滅裂な文章で、何かをやりたいと気付いたとしても、本当にそれやりたいの?って思ってしまいました。つまり自分の中で納得感がいかなかったんですね。
でも、この3つの質問を投げかけることによって、考えを整理し深めることができて、自分の考えに対する納得感が増しました。
この納得感が、自分の創造性を信じるために有効なのかな?ってふと思いました。なぜなら、なんとなくやるよりも、これが本当にやりたいんだ!って気持ちでやっていったほうが、創造的になれそうだと思ったからです。
総評
総評なんて大それたこといっているけど、全体を通して1週目に感じたことを書こうと思います。
自分の心の声を聴くことが重要なんだよね?
まず、なにを目的にしているのかちょっとわからなくなってきました。創造性を豊かにするために、今私がすべきことはもっと自分の心の声に耳を傾けることなんだと思います。そのためにモーニングページで何も加工しない生の自分の声をノートに書き出しているのだと認識しています。
でも、やっぱり生の声を書き出していると、しょうもない意見しか自分からはでてこなくて本当に大丈夫かなって思っちゃうんですよね。もっと、深く考えを進めたほうがいいんじゃないの?って。
ここがどうなんだろうなア。でもとりあえずは、著者が言うようにウソ偽りのない自分の言葉をモーニングページに書いていこうと思います。
本の中でも書いてあったように、コースの過程ではこのような「やってどうなる?」みたいな疑念はわいてくるっていうようにかいてあったし。
私は前に進めているかなって感じがしますね。
今回は続けられそう!
私は今まで何かを継続するということが苦手でした。でもこの本に書いてある12週間のコースは続けられそう打と思っています。あんまり根拠はないです。
でもこの本なら自分の人生を変えてくれそうっていう感じがひしひしと感じられるんですよね。
でも、油断せずに2週目も頑張っていきたいと思います!
ぜひ一緒にやっている方などいたら、コメント欄などで励まいあいませんか!?