やる気が出ないから抜け出す方法
やらなきゃいけないことがあるのにどうにもやる気が出ない。
勉強や筋トレなど自分を高めるための活動や、人生を豊かにするために何かをしなければいけない、何かしたいと思うものの、気が乗らないことはよくありますよね。
せっかくならいつもやる気に満ち溢れているような人になりたいですよね。自分のやるべきこと、やりたいことを精一杯やれたほうが、人生はより良い方向に進むはずです。
それは自分でもわかっているのに、実際にやろうとすると難しいんです。こんなにやる気が出ない自分なんてダメな奴なんだと自己嫌悪してしまうこともあるでしょう。
この記事では、やる気が出ない原因と、その自分を奮い立たせてやる気を出させる方法をご紹介したいと思います。
やる気もなく日々を漫然と暮らしていては、あなたが憧れる生活は手に入りません。これから何十年も続く人生、やる気を出して日々成長して楽しく生きていったほうがお得に決まっています。
この記事によって、あなたがやる気を出す方法を学んで、楽しい人生に近づくための助けに慣れたら幸いです。
やる気が出ない原因
なぜやる気が出ないのでしょうか?
やる気が出ないのは、なぜそれをやるべきなのか?を自分自身がわかっていないことでが原因です。
その行動を起こすことによって自分にどんな良いことがあるのか?はたまた、それをやらなければ、どんな悪いことが起きるのかをはっきりと認識していないのです。
勉強などでも、「よし、今日からは勉強するぞ!」と心に決めたときは、やる気が出ますよね。でも、数日たつと全然やる気がなくなっていくのです。
勉強をすると決意した時には、何かしらのきっかけがあるでしょう。例えば、行きたい大学のCMを見たとか、テストで悪い点を取ってしまったとか。その時は、自分の中に勉強をする目的というのがはっきりと表れているのです。「憧れの大学に行くため」、「悪い点を取って怒られないため」などです。
しかし、数日たつとあの勢いはどこへ行ったのやら、全く勉強に身が入らなくなってしまいます。その原因は、自分の中で一度は明確になっていた目的を忘れてしまうからなんです。
つまり、行きたい大学が見つかって、その時は勉強しようと心に決めたかもしれませんが、その決心なんて3日後には忘れてしまうものなのです。
やる気が出ないと感じてしまう原因は、自分がなぜその行動を起こすのか?目的がわかっていないからなのです。
やる気を継続させるには?
失うものをイメージする
やる気がなくなってしまう原因は、自分の中で抱いた目的を忘れてしまうことにありました。
つまり、当初抱いた目的を抱き続けることができれば、やる気を継続して出すことができ、勉強でもトレーニングでも続けることができるというわけです。
しかし、忘れないようにと目的をメモに書いたところで、3日もたつと初めのころに抱いた熱い目的達成欲はなくなってしまいます。
例え、あのきれいなキャンパスで楽しい大学生活をしたい、という目的が芽生えたとしても、3日もたつと「いや、今はやっぱりアニメを見たいしなあ」と、身近で簡単に手に入る幸せを選んでしまうことが多々ありますよね。
そこで、私がおすすめする方法は、今自分がやるべきことをやらなかったら、自分から何が失われるだろうか?と考えることです。
人は、何かを得るよりも、何かを失うことに心が動かされます。
A:50%の確率で一万円がもらえる
B:50%の確率で2万円もらえるが、50%の確率で一万円失う
例えば、このような2択を出されたとき、あなたはどちらを選ぶでしょうか?人間は何かを得る喜びよりも、失うことに対する恐怖のほうが強く感じます。よって1万円を失う可能性のあるBの選択肢よりも、失う恐怖のないAを選んでしまいます。どちらも期待値としては変わりないのにです。
このように、人間は失うことに対しては感情を大きく揺さぶられてしまうのです。
そして、感情が揺さぶられるような考えは、記憶に残りやすく思い出しやすいのです。
なので、やる気を出そうと思ったときには、何かを得る、何かを叶えるために頑張ろうとするのではなく、ここで頑張らなかったら自分から失うものは何だろう?と考えるようにすることで、その行動をする目的を思い出しやすくなり、やる気が出るのです。
例えば、いい大学に行くために勉強をしなければならないとしましょう。なにかやる気がない、と感じたときには、今勉強しなかったら何が失われてしまうかを考えてみましょう。
・憧れの大学に行ける可能性が減る。
・大学に行ってウハウハな生活を送れなくなる。
・あいつにテストの点数で負けてしまう。
・誘惑に負けやすい人間になってしまう。
・いい大学に行けないと、いい女と結婚できなくなる。
などといったことが考えられるでしょう。
自分がその行動を移さなかったらどんな悪いことが起こってしまうのかをイメージして、自分の危機感に火をつけてあげましょう。
自分で失うものを作る
失うものを考えることによって、自分の危機感をあおることはできますが、やはり直近で何かを失うわけではないので実感がわきにくいという方もいらっしゃると思います。
その時は、自分で何か失うものを作ってしまいましょう。
たとえば、今日勉強しなかったら、私は1000円札を失う。などといった設定を作って、勉強しなかったら1000円札を母親にでも渡すか、貯金箱に入れるようにしましょう。
貯金箱に入れるなら、結局自分のお金だし変わらないじゃんと思うかもしれませんが、財布からなくなることには変わりないので、結構心が揺さぶられますよ。
自分のやる気を引き出すためにも、行動しなかったら何かを失う、という自分ルールを作りましょう。
まとめ
この記事では、やる気が出ないと感じている人に向けて、やる気が出ない原因とその改善法をお伝えしました。
やる気を出すためには、常に目的を意識することが重要です。さらに、目的を記憶に定着し、思い出しやすくするためには、「何かを失わないため」という目的を立てましょう。
得られるものよりも、失うものをイメージすることで、自分の心を行動するほうへ導くことができます。
ぜひ皆さんもやる気を出して、いい人生に向けて歩きだしましょう。